スケルトン・インフィル
家具で緩やかに仕切る
内壁によって部屋を仕切ってしまうと、後から部屋の広さや形を変えようと思った時に、大掛かりなリフォーム工事が必要になります。
スケルトン・インフィルの考え方に基づいて、部屋の間仕切りを極力少なくし、家具の配置で緩やかに部屋をしきることで、簡単に間取りを変えることができます。
スケルトン・インフィルのメリットはそれだけではありません。
仕切りがないということは、大空間の部屋のなかを空気が自由に流れることができます。一般的に、だだっ広い部屋は冷暖房効率が悪いと思われがちですが、セルローズファイバーなどの高い断熱性能によって、基本性能として冷暖房効率が高いので、1フロアに1台のエアコンで十分な空調効果が実現できます。
そして、壁やドアが少ないということは、それだけ少ない建材と短い工期で建てられるということですから、当然建築費を低く抑えることができます。
建築のコストを抑えた分で、お気に入りのインテリアに予算をまわすことができ、使いやすい理想のお部屋が手に入るのです。

約21畳の広いスペース。家具がないとイメージがつかみにくいですが……

家具を配置して、ベッドルーム・書斎・子ども部屋の出来上がり。十分な収納スペースも確保できます。

仕切りが無いので、1台のエアコンで1フロア全ての空調をまかなうことができる。