シンプルライフ
インタビュー#03

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週末はずっと家で過ごしています


 緑豊かな公園沿いに建つOさんのお宅。お庭で家庭菜園を楽しみ、自然素材の家に暮らす楽しみを伺いました。

「転勤で大分に8年間住んでいたんですが、自然がとっても豊かなところでした。米や野菜を自らの畑でつくり、それぞれの家で味噌や梅干しを仕込む田舎の人々の暮らしを知ったことで、昔ながらの生活を大切にしたいと思うようになったんです。そして子どもが生まれて、自然にいつも触れている環境で子育てをしたことで、関東に帰ってきたときにまた自然が豊かなところで暮らしたいね、木のぬくもりや手作り感のある家にすみたいねって夫婦で相談して、緑の見える土地を探し始めたんです。」

 何件も不動産屋を巡って、念願の土地を見つけたOさん。いよいよ自然素材の家づくりが始まります。

「南向きの立地を活かして、明るくて広いリビングを中心に、家族の気配が感じられる家というのがテーマでした。子ども部屋にロフトを作ったり、小さくても和室が欲しいとか、スタディールームとか、子どもの成長と家族の集いを支えてくれる家にしたかったんです。主婦としてやはりキッチンは重要でしたね。家事をするのもキッチンが一番時間が長いですし、キッチンからリビングを見渡せて、窓の向こうの緑が目に入るようにしました。キッチンに立っていると、こどもが遊んでいるのも見ていられるし、お客さんが来られても、キッチンに立ったままおしゃべりができますから(笑)」

家づくりは大変だったけど、
今となっては楽しい思い出です

 家に対して、並々ならぬ思い入れがあるOさんご夫妻。設計士の提案したプランになかなか納得できなかったとか。

「設計士さんにはいろいろなプランを提案していただいて、さすがプロというか、斬新な案もあったんですけれど、最終的にはアドバイスを頂きながら、主人が中心になって、いろいろと間取りを考えて決めました。間取りだけでなく、電気配線を考えたり、ショールーム巡りをして設備を選んだり、設計段階でもやることがたくさんありましたね。」

 そして、施工が始まってからも家族で参加したOさん一家。

「普通はなかなか体験させてもらえないと思うんですけど、家族みんなでフローリング材に桐油を塗る作業をさせてもらったり、壁に珪藻土を塗らせてもらいました。主人は冬の寒い夜、黙々と1人で洗面所の壁を塗ってましたね。はじめは楽しいんですけど、慣れない素人ですから最後はかなり疲れました(笑)。子どもが小さかったのもあって大変だったけど、今となってはとっても楽しい思い出です。」

家を建ててから主人の帰宅時間が早くなりました

 家を建ててからの変化で、一番はご主人の生活スタイルが変わったと語るOさん。

「週末は誰よりも早く起きて、家庭菜園の手入れをして、駐車場でクルマの掃除、棚を自作したりと、一日中家のことをやってます。平日も残業がない日は早く帰ってきて、明るいうちから家のなかをうろうろしてたり、それくらい家が大好きですね。マンション暮らしの時は、狭いし、週末になるとどこに出かけようか?っていつも悩んでましたけど、今年は夏休みの予定もなく、公園が目の前にあるし、ほとんど家で過ごしてます。建てた場所もよかったけど、こういう自然素材の家じゃなかったら、こんなに家に愛情を持てたかどうか。」